地球の歩き方 地球の歩き方「ソ連」

 添乗員や、他の団体の参加者の中でも、ガイドブックを持っている人は皆この本だった。逆に言えばソ連に関するガイドブックはこれしかないということでもある。
 全体で600ページ近くある本を一冊まるごと持って行くと重くてかさばるので、イントロの部分160ページとシベリアに関する部分40ぺージを切り離して背表紙をガムテープで留めたら(同行の前田氏もそうしていた)3分の1の厚さになってしまった。いかにシベリアに関する情報が少ない、と言うより外国人が観光できる場所が限られているかがよく判った。この本で紹介しているシベリア地区の都市はハバロフスク、イルクーツク(バイカル湖畔のリストビアンカも)、ノヴォシビルスク、ナホトカ(一般観光客の宿泊不可)だけで、その他の開放都市はブラーツクとアバカンだけだった。
(ダイヤモンド社)

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ふるさとの詩(原田泰司)

 出発する前の晩、もう一冊何か持って行こうと本棚を見ていてこれが目にとまった。  絵が半分を占めている本なので活字中毒気味の僕には読むところが少なくて辛いかなとも思ったが、原田泰司サンの絵を見ていると心が和むだろうから、そちらの効果を期待しよう。
 それに、旅先で外国人に日本を紹介するときに、ハイテク都市やフジヤマ、ゲイシャガールよりもこの絵を見せて、これが日本だ私の国だと言ってやりたい。
(朝日文庫)

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ふるさとの詩
おろしや国酔夢譚 おろしや国酔夢譚(井上靖)

 こないだからソ連ものの本を何冊も、本によっては何度も読み返していたのだが、この本だけは数年前に一度読んだきりだった。今度の旅の中で読もうとガマンしていたのだ。が、列車の中では思ったほど読む機会がなく、旅も終わりかける頃になってやっと本格的に読み進むことができた。結局読み終えたのは日本に戻ってきてからだった。
 主人公と我々が同時にイルクーツクに着くように読み進めれば、あの街の印象も違っていただろうになぁ。
(文春文庫)

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六カ国会話集

 これがあると心強い。所用で東京に行った際に最新版を買っておいた・・・何がどう変わったのか判らないが、少しでも新しいほうが良さそうではないか。
 実際にはほとんど使わなかったので、やっぱりお守り程度かな。
(日本交通公社)

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シベリア鉄道9400キロ シベリア鉄道9400キロ(宮脇俊三)

 持って行った本でないが、今回の旅の参考書として大いに役立った。ロシア号のダイヤがこの本の取材当時とは変更になっていたせいで、ただ単に追体験するだけの旅に終わらなかったので良かったと思っている。
(角川文庫)

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気まぐれ列車の時刻表(種村直樹)

 これも持っては行かなかったが大いに参考になった本。
 この本の中に収められているシベリア列車の旅行記は、一般のパッケージツアーに混じって若い親衛隊との旅なので自分たちの旅に近いものがあった。
 僕のこの旅行記のタイトルはもちろん『おろしや国酔夢譚』をもじったものだが、この『気まぐれ列車』シリーズにあやかった面もある。それほど熱狂的な鉄道ファンだという自覚はないが、汽車旅は好きだし、つい変わったことをしでかすので『酔狂列車』というわけだ。
 WEB版の企画として「持って行かなかったけど参考になった本」を載せようとしたが、引っ越したときにどこかに紛れたのか本が見つからない。同じ筆者の別の本で写真を代用させてください。
(講談社文庫)

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